小江戸・川越で「昭和の洋食」を堪能しました

小江戸・川越で「昭和の洋食」を堪能しました

私は東武東上線沿線で生まれ、今は住まいは替わりましたがあいかわらず東上線沿線です。
なので川越はこどものころからなじみ深い町。私にとっては、住まいから一番近い繁華街というイメージですが、川越は「小江戸」と呼ばれる観光地でもあります。
川越城や喜多院をはじめ、人気の観光スポットも少なくありません。特に川越で有名なのが蔵造りの街並み。そして「時の鐘」。最近では人力車も走っているという風情豊かな町です。
その時の鐘の近くに、昔からずっと気になっている店があります。「モダン亭・太陽軒」という洋食屋さんです。川越はウナギが名物で、老舗の鰻屋さんがたくさんありますが、その中で異彩を放つ店構えです。
調べてみて知ったのですが、建物はなんと大正11年にできたもの。国指定の文化財だそうです。大正ロマンといいますか、昭和レトロといいますか、2階建ての洋館です。
その外観に心ひかれ、「入ってみたいな。きっとおいしい店なんだろうな」と思いながら、なんとなく敷居が高いような気がして、ずっと二の足を踏んできました。
ところがこの間、仕事関係の人と昼食をとりながら話をしているときに、その人から「太陽軒」の名前が出たのです。その人は何度も入ったことがあるとのこと。
そして、それなりの値段ではあるけれど、けっして気取った店でなく、接客も感じがいい。ふつうに気軽に入っていい店だ、と教えてもらいました。
休日に両親をさそっていきました。なるほど、気取らない「洋食屋さん」です。漆喰の壁やステンドグラスが歴史を感じさせてくれます。
ランチなら2000円くらいで食べられます。ちょっとぜいたくではありますが、料理を食べてみればむしろ「安い」と感じられるはずです。
私はロールキャベツを注文。めったに食べないメニューですが、いかにも「洋食屋さん」らしいと思って選んだのです。コンソメ仕立てのやさしい味。
箸が用意されているのもうれしく、自宅でくつろいで食べているという感覚で楽しめます。両親もエビフライとポークソティを、感激しながら平らげていました。
私のふところ具合では、そうしょっちゅう利用するというわけにはいきませんが、またぜひ行きたいと思っています。2階は座敷になっていると聞いた両親は、何かのお祝いのときに使いたい、と言っていました。